さくら、まずまずの2位タイ発進
2008/10/24 20:01
今季初優勝、そして逆転賞金女王への望みを託して、「マスターズGCレディース」に臨んだ横峯さくら。大会初日は、原江里菜、若林舞衣子という年下2人とのペアリングで、10時06分にティオフした。
大勢のギャラリーの拍手を受けて1番パー5のティショットを放った横峯だが、その第1打は大きく左に曲げて、カート道まで達してしまう。つま先下がりのラフにドロップした2打目も、引っ掛かって左のラフへ。続く3打目を今度はグリーン右のラフに外し、アプローチを2mに寄せたが、このパーパットを決められない。バタバタした立ち上がりでスタートホールをボギーとしてしまう。
「ちょっと昨日から体調が悪くて…」と、スタートホールは集中力を欠いてしまったが、すぐに2番でバーディを取り返す。その後もチャンスにつけるが、バーディパットがカップに蹴られること2回。「いつもはかすりもしないので(笑)」と、これに悔しさよりも手ごたえを感じた横峯は、前半をイーブンパーで折り返した。
後半に入り、12番、15番と2つのパー5できっちりとバーディを奪い、16番でも2mを沈めて3アンダーまでスコアを伸ばす。だが、17番パー3でティショットをバンカーに入れてボギーとし、結局この日は4バーディ2ボギーの「70」、通算2アンダーの2位タイで終えた。
トップの大山志保とは5打差がついたが、アンダーパーで2位タイという成績には、まずまずといった表情の横峯。「まだ1日目が終わったばかりだし、賞金が高い試合で良い成績が残せるのは嬉しいけど、まずは1日1日良いプレーが出来るように頑張りたい」と、いつも通りのマイペースを貫いた。