上がり2ホール連続で池!横峯、苦手コースに沈む
2008/11/16 19:31
今季初優勝、そして逆転賞金女王への期待を受けて「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の最終日に挑んだ横峯さくら。首位とは僅かに1打差の4位タイという好位置から、小雨の降る中をティオフした。
出だしの1番で幸先良くバーディを奪った横峯だが、続く2番でカラーから3パットしてボギーとしてしまう。その後は3番3m、4番2m、5番5mとバーディチャンスにつけるが、このパットは僅かずつカップを外れた。それでも6番以降3つのバーディを奪った横峯は、16番を終えて通算9アンダーへとスコアを伸ばした。
ここまで苦手コースを攻略してきた横峯だったが、上がり2ホールに悪夢が待っていた。グリーン左サイドに大きく池が口を開ける197ヤードの17番パー3。9Wでのティショットは、「左からフェードイメージで狙ったけど、真直ぐ行ってしまった」と痛恨の池ポチャ。3打目でピンそば1.5mにつけるも、このボギーパットも決まらずにダブルボギーとしてしまう。
これで集中力が切れたのか、続く18番でも2打目を「ちょっと引っ掛かってしまった」とグリーン左の池に入れ、ボギーフィニッシュ。2ホールで3ストローク落す、後味の悪い結末となってしまった。
「17、18はやっちゃいましたね」と落胆の表情の横峯。それでも、通算6アンダーの19位タイという結果には、「3日間通してアンダーパーは良いのかなと思います」と、成長の兆しも見えた。「最終的にはパットです」という横峯だが、果たして残り2試合で悲願の“優勝”に辿り着くことは出来るだろうか。