さくら、今季初勝利へ向け3位タイ発進
2008/11/14 18:25
先週の寒さとは打って変わって、暖かい天候に恵まれた国内女子ツアー第35戦「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の初日。横峯さくらは、若林舞衣子、全美貞と共に1番からティオフした。
苦手意識のあるコースをどのようにマネジメントしてくるか注目が集まったが、「ショットが曲がらなかったので、スコアを伸ばせました」と、序盤からバーディラッシュを見せる。160ヤードの2番パー3でピン手前1.2mにオンさせ、上りのスライスラインを読み切ってバーディとすると、今年から13ヤード長くなった5番パー5でも、残り220ヤードの第2打を3Wで2オンに成功させ、5mのイーグルパットは外したものの楽々バーディとする。その後も6番、8番で2つのバーディを奪って、4バーディノーボギーの4アンダーとし、前半を単独首位で折り返した。
後半に入った10番では、ティショットをラフに入れて、この日初めてのボギーを叩くが、続く11番ですぐにバーディを取り返す。その後も安定したプレーを続けた横峯は、初日を6バーディ2ボギーの「68」で回って3位タイ発進とした。
トップの大山志保とは4打差だが、「今日のスコアには満足しています」と、表情は和らいでいる。「まずは安心ですが、あと2日間ありますし、苦手なコースなので気が抜けません。このコースは池も多いし風が吹くと難しくなる。ティグラウンドも所々構えにくいところがあるので注意していきたいです」と、上々のスタートにも、2日目に向け気を引き締め直した。