コンパクトスイングでバーディ量産なるか!?
2008/02/21 17:22
2月にオーストラリアで2試合をこなしてから、ハワイに乗り込んできた横峯さくら。今年の調整は、例年より早めに進んでいるという。とはいえ、今もトレーニングは継続中。走り込みや筋力アップで、シーズンを戦える体作りを目指している。
明日から開幕する「フィールズオープン」は、今年で3年連続の出場となる。初出場となった2006年には通算8アンダーで11位タイに入ったが、去年は痛恨の予選落ちを喫してしまった。「コースは良く分かっています」というが、「回れば回るほど難しく感じます。風とかグリーンの目とか、細かいところが難しい」と、攻略は一筋縄ではいかないようだ。
現在取り組んでいるスイングのコンパクト化、本人曰く「自分の中ではハーフスイング」という、トップで左腕を曲げない意識でのショットは、オーストラリアから試してきて、大分手ごたえは掴んでいる。ウッド系は使えないというものの、ウェッジからミドルアイアンまで、実戦使用が出来そうだ。「飛距離は変わらなくて、方向性が安定してきました」と、新たな武器でピンを攻める。
「風次第ですが、無かったらアンダーパー。あればイーブン」が目標スコアという横峯。「ハワイまで大家族で来て、予選落ちする訳にもいかないし、予選を通ってなるべく上に行きたいですね」と、一家の大黒柱(?)としての自覚も垣間見せた。国内女子ツアー開幕前の最後の仕上げとして、好プレーに期待したい。