2008年 クラフトナビスコチャンピオンシップ

来年の出場権を獲得する19位フィニッシュ!

2008/04/07 11:00
4日間で尻上がりにスコアが良くなったのは実力の表れか。

昨年は通算11オーバーの44位タイ。1年後の今年は3オーバーの19位タイに入り、20位以内に与えられる翌年の出場権を獲得した横峯さくら。初日から尻上がりに調子を上げて、最終日は初のアンダーパーで締めくくった。

昨年に比べると、「考え方も変わってきたし、ショートゲームも良くなっている」と自身の成長を感じ取った。「攻めるところは攻めて、守るところは守る。メジャーはそういうところをしっかりやらないとスコアが作れない。状況に応じて、ショットや番手を選ばないと」という横峯。それだけの引き出しを持てていることが成長の証だろう。

決勝ラウンドではティショットを「大きく考えるようにして」スコアが良くなった。これまでは、ピンポイントで狙いを決めていたが、「それだといつものショットが出来なくなる」と、だいたいで考えるようにして、気持ちが楽になったという。

もともと国内ツアーでも好調なプレーを見せていた横峯だが、最初はメジャーの難コースに戸惑いを感じていた。それが終盤に入って徐々にいつものプレーが出来るようになってきた。

2日目終了後は予選通過の当落線上にいたが、終わってみれば日本人最上位でのフィニッシュ。次週のスタジオアリスは欠場し、ライフカードレディスから国内ツアーに復帰予定だ。「プレー自体は悪くないので、焦らず年間4勝を目指します」という横峯。海外メジャーでまた一つ大きな経験を積んだ。

2008年 クラフトナビスコチャンピオンシップ