2008年 全英リコー女子オープン

辛口な自己評価も、収穫も多かった4日間

2008/08/04 06:05
かわいい応援団も駆けつけ、24位タイに食い込んだ横峯さくら

今季の海外メジャー最終戦「全英リコー女子オープン」も最終日を迎えた。横峯さくらは、26位タイの位置からスタート。1番、2番のパー5でスコアを伸ばして弾みをつけたいところだったが、ともに2打目がグリーン手前のバンカーに捕まりバーディを奪えない。

その後、7番パー4でボギーを叩くが、9番、10番と連続バーディで盛り返す。12番のボギーを挟んで13番、14番でも連続バーディを奪うなど、来年度の出場シード権が得られる15位以内を目指し、着々とスコアを伸ばしていった。

しかし、その後はバーディパットを決めきれず、最終18番も約4メートルのバーディチャンスを惜しくも逃す。この日2ストローク伸ばすにとどまり、最終的に通算6アンダーの24位タイで競技を終える結果となった。「今日は80点、4日間では60点です。やっぱり、ロングの攻め方が下手ですね。バーディも獲れてはいますけど、みんなも獲っているし、4日間で考えると少しずつ違ってきますね」と、反省点を挙げた。

収穫も多かった。「パッティングの調子を維持できたことですね。あと、ティを高くして、ドライバーを短く握って、左足よりにボールを置くと距離が伸びることは発見でした。低い出球で、10から15ヤードくらいランが出るんです」と横峯。メジャーだからこそ得られる高い経験値が、横峯のさらなる成長を促したようだ。

帰国後は1週間休み、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」(8月15~)から復帰予定。「日本に戻ったら、早く1勝できるように頑張ります」と、激戦が展開されている日本ツアー中盤戦に臨む。

2008年 全英リコー女子オープン