父との息もピッタリ! 来年度シード権の15位以内も見えてきた!
2008/08/03 06:10
「全英リコー女子オープン」3日目、46位タイの位置からスタートした横峯さくらは、「(予選ラウンドに比べて)気が楽ですね。(4日間)回れるのが一番嬉しい」と、序盤から伸び伸びとプレー。「コースに慣れてきたのが一番。右に行っていたショットもなくなりました」と、2番パー5、3番パー4でともにピンに絡めて連続バーディ。幸先の良いスタートを切る。
6番パー4ではボギーを叩くが、続く7番、8番とグリーンを外しながらもリカバリーショットが冴え、パーをセーブ。悪い方向に傾きそうな流れを、しっかりと引き戻した。すると、9番の短いパー4ではドライバーでワンオンに成功してバーディを奪うと、10番パー5ではピン上4メートルをねじ込んで連続バーディ。14番パー5でも確実にバーディを奪い、この日5バーディ、2ボギー。今週では初となる60台をマークし、通算4アンダーの26位タイに浮上した。
フェアウェイを外すこともほとんどなく、終始安定したプレーを披露した横峯。「今日は大きなミスが無くて、昨日、一昨日より楽でした」と振り返れば、キャディを務める父・良朗氏も「今日は危なげなかったな」と及第点をつけた。横峯は「今日は2回くらい、(父に)セカンドの番手で助けられました」と、チームワークもバッチリだった様子。「今日は90点の出来。狙いどころとかがハッキリして、セカンドの距離とかも風による影響が分かってきたと思います」と、満足の表情を見せた。「明日までなので、悔いが残らないようにしっかりと頑張りたいと思います」と横峯。まずは、来年度の大会のシード権を獲得できる15位以内が目標となる。