2008年 全英リコー女子オープン

1年ぶりの親子タッグで、リベンジを目指す!

2008/07/31 11:13
1年ぶりの親子タッグ。まずは予選通過が最低目標だ。

昨年のリベンジを果たすべく、親子タッグで「全英リコー女子オープン」に臨む横峯さくら。開幕を翌日に控えたこの日は、18ホールの練習ラウンドを行った。

今大会が開催されるサニングデールは、セントアンドリュースなどのリンクスコースとは違い、ホールが林に寄ってセパレートされた日本的なコース。「北海道に似ている」と、横峯にとっても違和感は少ないようだ。

「ティショットをフェアウェイに置けばパーは獲れるけど、グリーンはアンジュレーションがあって難しい」という横峯。ティショットにドライバーを使わないホールも多く、距離よりも正確性が要求される。父でキャディを務める良郎氏は、「今日はアゲインストの中、ティショットを低く転がるように打つよう教えた。ロングホールで1日どれだけバーディが獲れるか。1日2アンダー、4日で8アンダーが目標」と語った。

1年ぶりの親子タッグに、「ショットの精度が上がって上手くなっている」という父。娘も「2人で意見を出し合って、今日は食い違いは無かった。考えていなさそうで、考えているのかな」と、微笑んだ。

前回このコースで開催された04年大会の優勝スコアは19アンダー。バーディ合戦が予想されるが、横峯は、「獲れるところは獲りたいけど、アンダーが出せればよいです」と慎重だ。関係者を前に、「予選を通った金曜日にみんなで食事しよう!」と息巻く良郎氏に、「まだ通ってないし!」と、先走る父を制したのも、さくらだった。

2008年 全英リコー女子オープン