さくら、今週に入り新記録に多少の意識!?
2009/05/21 18:27
今週、愛知県で開催される「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」に出場する横峯さくら。開幕前日のプロアマ日では、「フェースが左に向きやすかったので、修正しながらプレーしていました」と、キャディのジョンとともに1打1打をチェックしながら18ホールを回った。
「勝つ前までは苦手意識が強かった」という舞台の中京ゴルフ倶楽部・石野コースだが、2007年で優勝を飾ったのをきっかけに「今は良いイメージに変わりました」という。昨年大会も首位に4打差の7位で終えるなど、イメージの良さが上手い具合にスコアに結びついている。
「ショット自体は悪くない」という横峯。今週も上位フィニッシュへの期待が高まるが、それは同時に国内女子ツアーでの新記録達成をも意味する。現在、開幕戦から8試合連続でトップ10フィニッシュ。今週もトップ10入りすれば、1988年のツアー制度施行後では同年の大迫たつ子、1991年のト阿玉、2002年の不動裕理の8試合連続を更新する快挙となる。
先週を終えた時点では「気にしていません」と無関心を装った横峯だったが、今週に入り「多少は気にするかもしれませんが、大丈夫だと思います」と、少しトーンが変わってきた。記録の更新が横峯にとってプレッシャーとなるか、奮発材料となるか。天候の崩れが予想される中、まずは苦手意識の強い初日の結果に注目が集まる。