2007年 フィールズ・オープンin Hawaii

「ちょっとボーっとしてます」4オーバー予選落ちのピンチ!!

2007/02/23 00:00
ホールアウト後、父・良郎氏の熱心な指導のもと、ショット練習をする横峯さくら

昨年11位タイに入った「フィールズオープンin Hawaii」。2年目の今回はその順位を上回るのが目標の横峯さくらだが、初日のラウンドは思うようなスコアをだせず109位タイと大きく出遅れてしまった。

10番ホールからスタートした横峯は、2打目でグリーン左に大きく外してしまった。マウンドを越えて下り傾斜の難しいアプローチは12メートルオーバー。パーパットを決められずボギーが先行してしまった。

14番では3パットでボギーを叩いたが、続く15番は下り3メートルの難しいラインを読みきりバーディを奪った。その後も、寄らず入らずといったボギーが飛び出し、バーディを奪ったのは15番と、5番パー5で1.5メートルを沈めた2つだけだった。

「ちょっとボーっとしてます。熱ではないんですけど・・・。パー5でボギーを叩いたり、距離のミスとかあったりして、すごいもったいなかったです。でも、終盤はいいパーを拾えたので、明日につながるかなと思います」。

スタートホールのボギーもそうだが、風の計算違いで距離感や狙いどころも定まらない状態だった。練習ラウンドやプロアマでは、さほど強い風は吹いていなかったが、ハワイ特有の吹いたり吹かなかったりといった風の洗礼をまともに受ける形になってしまった。

「風の読み間違いが多かったですね。打ってるときは吹いてるけど、グリーン行ったら吹いてなかったりとか・・・。修正点はショットをいかに思ったところに打てるかですね。ショット自体は悪くないと言えば、悪くないです。体調は大丈夫だと思うけど、まずは予選通過を目指して頑張ります」。

4オーバーは首位とは10打差。首位を追いかけるよりも、まずは予選を突破するには明日の第2ラウンドで3アンダー程度のスコアが必要になりそうだ。

2007年 フィールズ・オープンin Hawaii