「ゴルフって分からないですね」さくら、3日目は目標のアンダーパーを達成!
2007/04/01 00:00
2日目を終えて通算8オーバーと、メジャー仕様の難コースに苦戦を強いられている横峯さくら。決勝ラウンドに入った3日目も、苦しい立ち上がりとなった。
インスタートのこの日、3ホール目の12番では2打目をグリーン手前のバンカーに入れたが、6mのパーパットを沈めてここは無傷で切り抜ける。だが続く13番では、ラフからのアプローチを3mに寄せたものの、パーパットを決めきれずにこの日もボギー先行としてしまう。15番でも左右のラフを渡り歩いた末に3オン2パットのボギー。一時は通算10オーバーまで後退した。
流れが変わったのは、18番。前日に続いて2オンを狙った横峯は、ピンまで200ヤードを5Wで振り切って、池を越え手前カラーまで球を運んだ。そこからPSで3mに寄せて、このホール2日連続でバーディを奪う。折り返した1番でも4mを沈めて連続バーディ。その後はパーを積み重ね、7番、8番と再び連続バーディで6オーバーまでスコアを伸ばした。最終ホール、4mのパーパットを読みきれずにボギーとしたが、目標のアンダーパー「71」を達成し、通算7オーバー38位タイとスコアも伸ばした。
「最後のパーパットは、どう見てもスライスに見えるのだけれど、フックしていきましたからね」という横峯だが、3ラウンド目に入って徐々にグリーンにも慣れてきている。「ラインも少しは読めるようになってきました」と、攻略に手応えを掴んだようだ。
「昨日、一昨日よりショットが悪くてアンダーパーなので、ゴルフって分からないですね」。
パットに助けられた3日目。「ドライバーは練習しているけど、身になっていなくて・・・、明日は思いっきり振って行きたいです」。持ち前の飛距離を生かして、メジャー最終日もアンダーパーを目指す。