2007年 クラフトナビスコチャンピオンシップ

「悔しいけど、耐えられた」さくら、苦しみながらも予選通過

2007/03/31 00:00
8オーバーで何とか予選を通過。決勝ラウンドでの爆発に期待がかかる横峯さくら

米国女子メジャー開幕戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」2日目、この日も綺麗に晴れ渡った青空の下、8:21に横峯さくらは10番ティからティオフした。

初日を終え、「ポイントはティショット」と話していたが、この日もドライバーがピリッとしない。メジャー仕様にセッティングされたフェアウェイは幅が狭く、ラフも深い。コースの距離も長くなって、ティショットをラフに入れるとパーセーブがやっと、という状況だ。

10番、11番と連続でティショットをラフに入れた横峯だが、この2ホールをなんとかパーで切り抜ける。だが続く12番、フェアウェイキープしたにもかかわらず、2打目を大きくショートしてグリーン手前のラフに入れてしまう。そこから寄らず入らずのボギー。2日目もボギー先行の苦しい立ち上がりとなった。

15番、17番でもボギーを叩いた横峯だが、名物ホールの18番パー5では、ピンまで230ヤードの第2打を5Wで狙って見事2オンに成功。「今日イチのショット」で、きっちりとバーディを奪い見せ場を作った。

だが、予選カットラインが気になりだした後半、3番でティショットを右に曲げて林に入れ、痛恨のダブルボギーを叩いてしまう。これで一気に8オーバーまで後退。「取り戻そうとすると、ティショットが曲がってしまって・・」「精神的に弱いですね」、思わず反省の弁が口をついた。

ホールアウト後も、すぐには予選通過を信じられなかった様子の横峯。もし通っていたら・・という前置きつきで、「このコースをアンダーで回ってみたい」と残り2日の目標を掲げた。「練習不足もあると思う」という横峯は、食事を済ませると、すぐに練習場に直行して打ち込みに勤しんだ。

2007年 クラフトナビスコチャンピオンシップ