2007年 フジサンケイレディスクラシック

4連続バーディは成長の証!さくら、今季ベストの4位タイ!

2007/04/22 00:00
確実に手応えは良くなっている横峯。優勝争いに絡む日も近いだろう!

上がり4ホール連続バーディ。フジサンケイレディス最終日の横峯さくらは、実に気持ちの良いフィニッシュで、この日「69」、通算4アンダーの4位タイで3日間の大会を終えた。4位タイは今季自己最高位だ。

1番でティショットを右のバンカーに入れた横峯は、第2打がバンカーのアゴに当たってしまい3オン。3mのパーパットを外してボギーとする嫌な立ち上がり。だが続く2番ホールですぐにバーディを取り返すと、5番パー5でも2オンに成功し、長いイーグルパットはカップのふちでくるりと回るスーパーパット。楽々バーディを奪いスコアを伸ばした。

しかし、後半に入った10番でボギーを叩くと、続く11番パー3でもティショットをバンカーに入れて連続ボギーとしてしまう。「あー、また今日もかぁ」。一瞬気持ちが切れかけたが、ボードを見て“まだパープレイ”と考え直し、再び気持ちを引き締めた。

4連続バーディのきっかけは15番。前日は、グリーン手前から1.5mに寄せたパットを外してボギーとしたが、この日は直接グリーンを狙って5mにつけバーディ奪取に成功する。「それが自分の中ですごく良かった」という横峯は、風の判断が難しい17番でも、迷った末に選んだ6Iで3mにつけてバーディを奪い、「きちんと状況判断が出来たと思います」と喜んだ。

パッティングも「だいぶ自分を信じて打てるようになってきた」と、手応えを掴んだ様子で、次週以降の活躍に期待が膨らむ。優勝した佐伯三貴とは、先週の上田桃子の優勝時にグリーン上で一緒に勝者を祝福し、その際、「ショットも曲がらないし、パットも凄く上手かったから、次に優勝するのは三貴さんかな」と話していたそうで、横峯は2週連続で優勝者を最終ホールで祝福することとなった。

2007年 フジサンケイレディスクラシック