さくら、川奈で初のアンダーパーにも不満顔
2007/04/21 00:00
フジサンケイレディス2日目、イーブンパーからスタートした横峯さくらは、5バーディ4ボギーと出入りの激しいゴルフながら、川奈で自身初のアンダーパーを記録して、通算1アンダーの9位タイに順位を上げた。
1番で4mのバーディパットを沈めた横峯は、続く2番でもカラーから5mを決めて連続バーディの好スタートを切る。迎えた3番ホール、ピンまで146ヤードのセカンドショットを9番アイアンで放ったが、このショットがグリーンをオーバーして奥のラフまで行ってしまう。「あそこは奥に行ってしまうとボギーは仕方ないので・・」というものの、序盤から川奈特有の読みにくい風に悩まされた。
それでも、5番パー5で3打目を1.5mにつけてバーディを奪うと、続く打ち下ろしの6番パー3では6mのバーディパットを沈めて、再び3アンダーまでスコアを伸ばした。
難しいという終盤。「パーを拾えれば」という姿勢で臨んだが、15番で1.5mのパーパットを外してボギーとすると、続く16番パー5では直ドラで2打目をグリーン手前まで運んだが、アプローチがピンを通り越して2段グリーンの下まで転がってしまい2パットのパー。17番でも「あれが一番びっくりしました」と、上空の風を読みきれず、ティショットがグリーンを越えて奥のバンカーまで行ってしまいボギーとした。
川奈で自身初のアンダーパーにも、「いいんですかね?」と本人はあまり納得していない。一時は優勝争いに絡んだが、「可能性はないですね」とぴしゃり。「順位というよりは、自分で納得いくプレーが出来ればと思います」と、明日に向けての抱負を語った。