2007年 フジサンケイレディスクラシック

14歳の森美穂もビックリ!? “直ドラ”炸裂でバーディ奪取!

2007/04/20 00:00
初日をイーブンパー24位タイで終えた横峯さくら。明日以降も出るか“直ドラ”!?

国内女子ツアーも第5戦を迎えた。「フジサンケイレディスクラシック」の舞台である川奈は、強い海風と激しいアップダウンが選手を苦しめる難コース。耐えるゴルフを強いられる3日間となるが、以前のような波の激しいプレーが影を潜めた横峯さくらにとって、相手に不足は無い。

初日は、ジュニア世代で活躍する14歳のアマチュア森美穂と、福嶋晃子との組み合わせ。3番までをパーで凌ぐと、4番パー5では3打目を1メートルにつけ、幸先良くバーディを奪う。しかし、「一番入れたらいけない右のバンカーに入れてしまって・・。勿体無かったですね」という直後の5番パー5を3パットのボギーとすると、8番パー4でも3パットによるボギー。波に乗り切れないまま、前半を1オーバーで折り返す。

一方、横峯と同じく前半を1オーバーで折り返した7歳年下の森は、10番でバーディを奪ってイーブンパーとし、横峯を上回るスコアでプレーを続けていた。これで奮起したのか、15番までを6連続パーとして迎えた16番パー5。2打目で伝家の宝刀“直ドラ”が飛び出すと、真っ直ぐな線を引いたボールはグリーンを捕らえて約4メートルに2オン。イーグルは逃したものの確実にバーディを奪い、最終的にイーブンパーの24位タイでフィニッシュした。

3パットによるボギーが目立った横峯は、「グリーンが小さいので、結果的にパターが大切になってきますね」と、明日以降のパッティングへの警戒感を示した。「イーブンパーというのは、良くも無く、悪くも無くという感じです」という横峯だが、同組の森のスコア(3オーバー)を上まわり、“お姉さん”の威厳を保てたことに内心ホッとしていたのかもしれない。

2007年 フジサンケイレディスクラシック