2007年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン

2打差の7位タイに急浮上! 今季初優勝のチャンス到来!

2007/05/19 00:00
最終18番でアプローチを放つ横峯さくら。ピン側に寄せてパーで締めた

コースに苦手意識があったという「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の初日で、2アンダー18位タイと上々のスタートを切った横峯さくら。前週の棄権も何のその、2日目も安定したプレー内容でスコアを伸ばし、早めのスタートにも関わらず横峯の組についた大勢のギャラリーを大いに沸かせてくれた。

「バックスイングでオンプレーンを意識することで、昨日よりもドライバーが右に行かなくなった」という横峯は、出だしの1番パー4で2メートルのバーディパットを沈めて幸先の良いスタートを切る。3番パー4ではバンカーからの3打目を寄せきれず、3オン2パットのボギーとするが、5番、6番と5メートル近くのパットを沈め、連続バーディを奪取。

バックナインに入り「11番くらいから風が気になり出した」という横峯だが、好調なショットは曲がり知らずだ。安定したプレーを持続し、12番では4メートルを、13番では3メートルを沈め、この日2度目の2連続バーディ。15番パー3は3パットによるボギーを叩くが、最終的にこの日5バーディ、2ボギーでホールアウト。連日のアンダーパーをマークし、通算5アンダーの7位タイに浮上した。

「風の読みや番手など、今日は状況判断がしっかりできました」と、この日の好スコアの要因を語った横峯。明日は首位に2打差と、今季初優勝のチャンスを手にしての最終日となる。「優勝を意識すると、自分にプレッシャーがかかるので・・・。明日もマイペースで行きたいですね」と、自分自身に言い聞かせるように話した。その明日は、4週連続優勝を狙う全美貞とのラウンド。賞金女王争いを面白くする意味でも、チャンスを活かして今季初勝利を掴み取りたいところだ。

2007年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン