「ストレスの溜まる一日」も、首位と2打差の最終組
2009/05/16 18:04
「ヴァーナルレディース」初日に「68」の好スタートを切った横峯さくら。2日目もさらにスコアを伸ばすべくティオフしたが、1番の第2打をグリーン左のラフに外すと、アプローチを1mに寄せるも、難しい横からのスライスラインを決められずにボギースタートとしてしまう。
しかし、3番パー3で5mを沈めてバーディを取り返すと、その後もチャンスを演出するが、前半は1バーディ1ボギーとスコアを伸ばせず折り返した。
後半は10番、12番でバーディ奪取。しかし、11番では2mのバーディパットを決められず、14番では第2打をグリーン右サイドのバンカーに入れ、寄せきれずのボギー。「14番は凡ミスだし、11番ももったいない」と不満顔の横峯は、この日は3バーディ2ボギーの「71」と一つスコアを伸ばすに留まった。
「ストレスの溜まる一日でした」と、珍しく悔しそうな表情を浮かべた横峯。16番、18番と獲りたいパー5をものにすることも出来ず、「自分の中で納得がいかなかった」。大会前に凡ミスを無くしたいと話していたが、完璧にこなすことは出来なかった。
とはいえ、スコアを見れば首位と2打差の3位タイ。明日は斉藤裕子、不動裕理とともに最終組を回る。「チャンスはあると思うので、我慢しつつ、諦めないで頑張りたい」と、逆転優勝へ向け、静かに闘志を燃やした。