横峯さくら、首位と1打差に「凄く納得」
2009/05/15 18:49
今週開催の「ヴァーナルレディス」は優勝賞金1800万円、賞金女王獲得を目指す横峯さくらは、この大会を「かなり勝ちたい大会」と位置づける。
1番で1.5mを沈めて幸先良くバーディスタートを果たしたが、続く2番の第2打はグリーンに乗っただけ。20mから3パットしてボギーとしてしまう。5番でも再び20mから3パットのボギーとして1オーバーに後退したが、横峯に焦りは無かった。
「ボギーは仕方ないと思っていたけど、ジョン(キャディ)と2人で“あと4ホールでイーブンに戻そう”と話していた」という横峯。直後の6番で3mを沈めてバーディとすると、続く7番パー5では3打目を50cmにつけてOKバーディ、さらに8番パー3でも7Iを5mにつけて3連続バーディで盛り返した。
折り返した後半も、16番、18番と上がり3ホールにある2つのパー5できっちりとバーディを奪い、終わってみれば6バーディ2ボギーの「68」。通算4アンダーで首位と1打差の3位タイと絶好の位置で初日を終えた。
「ロングパットが思ったより寄ってくれなくて3パットしたけど、その後3連続バーディが来たり、後半ロングを2つ獲れたり、凄く納得のプレーが出来ました」という横峯。心身ともに充実し、もはや優勝争いが定位置という状態だ。
とはいえ、天気が崩れる予報の出ている週末に向けて、気を緩めることは無い。「今日は4アンダー出せたけど、そんなに簡単なコースじゃないし、我慢しながら一つでも伸ばせたらいい。女子プロのレベルも上がっていて、どうなるか分からないので」と、優勝を目指しつつも、しっかりと足元を見つめた。