2009年 ミケロブウルトラオープン

桃子、体は大丈夫!前半の流れで最終日は7アンダー目指す

2009/05/10 11:35
体調は不安なし!最終日の爆発を誓う上田桃子

米国女子ツアー「ミケロブウルトラオープン」に出場している上田桃子は、発熱とセキが止まらず苦しんでいるが、3日目も無事完走。この日もイーブンパーでラウンドし、2アンダー32位タイで踏ん張っている。

1番でピン横2mのパットを沈め、幸先の良いバーディスタートの上田。4番、5番と1.5mの下りのバーディパットを慎重に沈め、5アンダーまで伸ばした。しかし、6番で3打目アプローチを1mに寄せたが、これを外し連続バーディの流れを断ち切ってしまう。

「今日はすごくいいゴルフをしていたのに、6番のミスで流れを変えてしまった。イージーアプローチだったけど、狙いに行ってしまったら強くて、返しが入らなかった」。その6番以降は、トラブルが続く苦しい内容に。8番、13番でボギーを叩き、前半の貯金を使い果たしてしまった。

心配された体調面は「昨日病院に行ったんですけど、日本から薬を持ってきているのを忘れてて、あ、持ってきてた!と思って(笑)。それを飲んだらよくなった。セキが止まらなくてちょっと苦しいけど、体が楽なので大丈夫です」と、元気なところをアピール。

中盤は同伴競技者もトラブルが多く、競技委員から前の組との差が空いていると指摘を受け、急かされる中でのプレーが続いた。「ずっと走ってました。自分のリズムでいけなかったのが残念」と話す上田だが、最終日に向けては「今日は出だしたよかったので、明日も前半からいいバーディを取っていきたい」。この日の前半の良い流れをもう一度つかんで、6、もしくは7アンダーを目指して最終日に挑む。

2009年 ミケロブウルトラオープン