「充実した1日」桃子、予選突破を確定的に

「LPGAツアー選手権」初日は難度の高いコースを攻略できず、ノーバーディ、5ボギーの「77」。5オーバーの暫定78位タイと出遅れた上田桃子は、予選カットラインを見据える位置から2日目のスタートを切った。

最近の不調続きもあったのだろう。「ここに入る前は、予選は大丈夫かなとネガティブな気持ちだった」と明かしたが、予選通過に向けて懸命なプレーを見せる。インの前半では12番でボギーを先行させるが、14番パー4の2打目をピンに絡めてバーディ。「ショットが良かった」と、続く15番でも連続バーディを奪う。

最終的に、3バーディ、4ボギーとスコアを1つ落とすにとどめ、通算6オーバーの暫定47位タイでホールアウト。決勝ラウンドに進めるか否かは、明日に行われる第2ラウンドの残りの結果次第となったが、ほぼ確定的と見て良いだろう。

「もう少し伸ばせたラウンドだったけど、充実した1日。久々に自分のゴルフができた。スコアは残念だったけど、あとはこれをスコアにするだけ。噛み合えばアンダーは出ると思う。明日はアグレッシブに攻めて行きたい」。不調の中、来シーズンに繋げる目的で出場した最終戦。上田にとって、重要な残り36ホールとなる。