桃子、鬼門の8番で流れを呼び込めず

「LPGAハナバンク選手権」初日は、前半8番パー3のトリプルボギーからリズムを崩し、以降は3ボギーと苦戦。5オーバーの64位タイと出遅れた上田桃子は、巻き返しを図るべく10番ティから2日目のスタートを切った。

だが、昨日の悪い流れが序盤から露呈。スタートホールをボギーとすると、続く11番でもボギー。連続ボギー発進と、出だしから躓いてしまう。それでも17番、18番と連続バーディを奪い返し、前半を3バーディ、3ボギーのイーブンで終えた。

アウトの後半は6番までパーセーブを続け、7番でバーディを奪取。この日アンダーパーの領域に踏み入れた、その矢先だった。今週の鬼門となっている8番パー3でボギーを叩き、なかなか流れを呼び込めない。最終的にイーブンパーとスコアを伸ばしきれず、通算5オーバー、54位タイへの浮上にとどまった。

08年、09年と平均ストローク71台をキープしている上田だが、今シーズンは先週まで72.02という数字。特にシーズン終盤に入り、安定してアンダーパーをマークできていないことが順位の伸び悩みにも繋がっている。明日の最終日、翌週に控えた「ミズノクラシック」に弾みをつける内容で終えられるか。