桃子は後退、1打のミスが命取りに
2010/10/02 18:27
「日本女子オープン」予選ラウンドでは好調なプレーを続け、11位タイと上位で3日目を迎えた上田桃子。「ギャラリーの数も多かったし、知り合いも見に来ていたので、今日が一番緊張した」と振り返る中、序盤はパーを重ねる無難な立ち上がりを見せる。
前半の6番ではバーディを奪い、良い流れを掴みかけた・・・かと思われた矢先。7番パー5、残り100ヤードの3打目からすべての歯車が噛み合わなくなった。アプローチは左に引っ掛けるミスショットとなり、10メートルのバーディパットを残す。ここから3パットのボギーを叩いてしまう。
「ウエッジのミスは痛い。そこからズルズルと戻って来られなくなり、1打で気持ちが変わってしまうんだな、と思った」。以降は別人のようなプレーになり、8番でダボ、9番でボギー。折り返し後も「気持ちのダメージが大きかった」と2つのダブルボギーを叩くなど、最後まで修整は叶わなかった。
最終的に「80」を叩き、通算8オーバーの31位タイに大きく後退。メジャー戦での結果にこだわりを見せていただけに、上田にとっては悔しさの募る3日目となってしまった。