4位の桃子、バーディ量産に「やっと光が見えてきた」
2010/09/19 17:48
攻めて魅せる、本来の上田桃子のプレースタイルが完全に蘇った。今週の「マンシングウェアレディース東海クラシック」では、米ツアーでも取り組んでいるフェードの球筋から、本来の球筋であるドローに戻した。初日から「これが自分のゴルフ」と評する攻めのプレーは、最終日まで健在だった。
この日7バーディ、2ボギーの「67」をマークし、通算10アンダーの4位タイに浮上。熾烈なバーディ合戦の中でも11位からの浮上を遂げ、「自信がついてきた。やっと光が見えてきました」と、今週のプレーを振り返る声も弾む。
この日は「パターが入らなかったので気分転換に」と、中学時代から昨年まで使用していたエースパターを久々に使用した。今年はこれまでに5本ほど替え、試行錯誤が続いていたパッティング。「やっぱり私はフィーリング派。今年はいろいろなことにトライし過ぎた」。本来のあるべき姿に戻し、「やっと戦える状態になった」と前を見据えた。
来週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」への出場も予定。「来週も好きなコースだし、相性もいい」と、早くも自信をのぞかせる。今後もドロー系のボールを軸に、攻めのプレーに徹することを宣言。ほぼ1年遠ざかっている、優勝の2文字がようやく見えてきた。