2010年 マンシングウェアレディース東海クラシック

4打差の桃子、バーディ合戦に「エキサイティング」

2010/09/18 17:25
自身にとって久々のバーディ合戦、充実のプレーを続けている上田桃子

「マンシングウェアレディース東海クラシック」初日では、以前までの攻めるプレースタイルに部分的に戻し、「これが自分のゴルフ」と充実の表情を浮かべていた上田桃子。首位に3打差で迎えた2日目は、中盤以降までパーを重ねる展開になったものの、その精神状態に乱れは無かった。

ショットは好調なものの、「グリーンが思ったよりも速くなかった」とパットがショートすることが多く、15番まですべてパー。それでも“攻めの姿勢”を貫けている充実感がそうさせるのか。「久しぶりに楽しいゴルフができている」という言葉が返ってきた。

14番、17番でバーディを奪ったものの、通算5アンダーの11位タイに後退。首位に4打と差は開いたが、「エキサイティングなゴルフだった」と、この日のラウンドを振り返った。その背景には、今大会の特色でもあるバーディ合戦の展開にある。

「アメリカは難しいところが重なっていたし、(日本に)帰ってきてすぐにメジャーだった。難しいところが続いて、バーディを攻めるゴルフではなかった」。久々となるスコアの伸ばし合いに、新鮮さと楽しさを感じているようだ。この充実感を、明日の逆転優勝へと繋げられるかに注目したい。

2010年 マンシングウェアレディース東海クラシック