2010年 マンシングウェアレディース東海クラシック

桃子は攻めて7位タイ 「これが自分のゴルフ」

2010/09/17 17:18
最終18番をバーディフィニッシュ! ガッツポーズで締め括った上田桃子

開幕前日の「マンシングウェアレディース東海クラシック」プロアマ戦で、自身2度目となるアルバトロスを達成した上田桃子。その吉兆が、初日の好内容にも結びついたのか。この日4バーディ、1ボギーの3アンダーをマークし、首位に3打差の7位タイと上位で初日を終えた。

「久々の60台。ピンチは1つもありませんでした」。9番のボギーも、バーディチャンスからの3パット。最終18番では4メートルのバーディパットを真ん中から沈め、「スカッとしました」と、最近の鬱憤を吹き飛ばすようなガッツポーズで締めくくった。

「これが自分のゴルフだと思った」。この言葉には、今週の上田の大きな変化が込められている。主戦場とする米ツアーで出会ったコーチにいろいろと指導を受け、今年はショット、パットともに改造に取り組んできた。「戻したわけではないけど、教えてもらったことを受け入れつつ、今まで通りにプレーした」。この日は、パットは常にオーバー目。「今週はイケイケで行くと決めていた」という、上田本来の“らしさ”がプレーに蘇った。

さらに、フェードとストレートに取り組んでいたショットでは、本来の球筋であるドローに戻した。「落ちていた飛距離が戻ってきたし、リズム良く、何の気持ち悪さもなく打てる。やっぱり、私は基本的にドローなんだな」。これらの変化が、上田の「これが自分のゴルフ」という言葉につながっている。

「明日も強い気持ちでいきたい。ドローで攻めたいと思います」。言葉に、大きな自信が漲っていた。

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