桃子、俯きながらクラブハウスへ
2010/09/11 17:08
国内女子ツアーのメジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権競技コニカミノルタ杯」の予選ラウンドを通算4オーバーの38位タイで通過した上田桃子は、決勝ラウンドでスコアを伸ばす意気込みでスタートした。
ところが、スタートの1番でティショットを左サイドのバンカーに入れてボギーを叩くと、2番、そして3番パー3と3連続ボギーという最悪の展開となった。その後は、スコアこそ立て直してパーを繰りかえすが、チャンスにつけてもバーディを奪えず、ピンチは凌ぐという耐えるゴルフが続いてしまった。
そして、最終18番パー5では、本来スコアを伸ばしたいところだが、ボギーフィニッシュ。スコアを提出した上田は、ギャラリーのサービス一つ、チャリティフォトに応じる前にクラブハウスに引き上げた。
サングラスを外すと、そこには悔し涙で潤んだ瞳がかくされていた。数分後にチャリティフォトに応じたが、終了すると下をみたまま、クラブハウスに引き上げ、この日の囲みコメントはキャンセル。とてもではないが、話すことが出来ないとマネージャーから通達が届いた。
3日目を終えて通算8オーバーの42位タイ。最終日は少しでもスコアを伸ばし、笑顔でホールアウトすることができるだろうか。