桃子、流れ作れず「気持ち切り替える・・・」
2010/09/09 19:20
国内女子ツアーのメジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権競技コニカミノルタ杯」の初日。諸見里しのぶ、アン・ソンジュ(韓国)とのペアリングで、最も多くのギャラリーを引き連れてラウンドした上田桃子だが、笑顔はほとんど見られなかった。
その理由は、自身でも想定外のスコアになってしまったこと。10番からスタートした上田は、12番パー3でティショットを左サイドの池に入れてしまいダブルボギーを叩いた。「左からの風を意識していたわけではないが、むしろ左サイドの池はケアしていなかった」と、自らの不注意を悔やむ。
その後は、16番、18番パー5でバーディを奪った。「前半のうちにイーブンに戻せると思っていなかったのでラッキーだと思ったんですけど・・・」ラッキーと思った次の1番でボギーを叩き、その後も3番、5番、そして9番でもボギー。後半に4つのボギーが集中してしまい、4オーバーの59位タイと出遅れてしまった。
「今日は一度も赤字にできなかった・・・」ダブルボギーが先行した上田のスコアボードは青い2の数字が記され、18番でイーブンに戻して白になったが、1番でのボギーから再び青字。アンダーパーグループの赤字に入れなかったことを悔やむ。
「今からスイングをどうこうしようとかはないです。とにかく気持ちを切り替えて明日のラウンドに備えます」と静かに語り練習場へ向かった。