桃子、35パットで後退 「次は良いパフォーマンスを」

2日目に「69」と巻き返し、43位から20位に浮上した上田桃子。さらなる上位進出を見据え、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」最終日を迎えた。

開幕前に崩した体調も徐々に回復し、「体調に心配は無かった」という上田だが、この日はパットに苦しみ続けた。「今日は特に構えてもしっくりこなくて、入ったと思っても入らないことが多かった。（ラインの）読みも悪かったし、ラインに乗せることもできませんでした」と、スコアメイクに苦しんだ。

この日のパット数は、2回の3パットを含む「35」。その数字がそのままスコアに現れ、1バーディ、5ボギー。4ストローク落とし、通算2オーバーの37位タイに後退する後味の悪いフィニッシュとなった。

次の国内ツアー出場は、9月の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を予定。「ずっと日本で良いプレーができていないので、次は良いパフォーマンスを見せたい」と、早くもその時を見据える。明日に渡米し、早々に米ツアーに復帰。「来週は、（再来週の）カナダ（CNカナディアンオープン）に繋がるゴルフをしたい」と気持ちを切り替えていた。