2010年 全米女子オープン

桃子、見せ場を作れず大きく出遅れ

2010/07/09 12:27
2週前のメジャー第2戦と同様、今週も大きく出遅れてしまった上田桃子

2週間前の海外メジャー第2戦「LPGAチャンピオンシップ」では、無念の予選落ちを喫した上田桃子。今週の「全米女子オープン」でそのリベンジを果たしたいところだったが、前半からボギーが先行する苦しい展開が続いた。

「朝のレンジからショットが酷かった。アプローチも、パットも全部が良くなかった」と振り返る上田は、4番、6番、さらに8番、9番とボギーを重ねて前半を終える。後半に入っても復調の気配は見られず、5ボギー。この日ノーバーディ、9ボギーの「80」と大きく崩れ、早くも予選落ちの危機を迎えてしまった。

この日、フェアウェイキープしたのは7ホール、パーオンしたのは6ホール。この数字だけを見ても、上田の悪戦苦闘ぶりが窺える。「集中力とイメージが大切だと思ったけど、凡ミスも多すぎました」と、次々と反省の言葉が並ぶ。

今週は“楽しむこと”を目標に掲げていた上田だが、「すごく緊張していたので楽しむことは難しかったけど、心がけてはいました。取り組んできた意味が無いので」と、スコアに結びつけることは難しかった様子。「明日はパープレーで回れるように頑張りたい」と、気持ちを懸命に切り替えていた。

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