桃子、10位タイへ浮上も課題のパットは・・・
2010/06/12 17:56
「サントリーレディスオープン」3日目の上田桃子は、通算3オーバーからのスタート。1番パー5で、左ラフからの3打目をピン左1mにつけて幸先良くバーディ発進。続く2番ではティショットを左ラフに入れ、前方の木がスタイミーとなり2打目はフェアウェイに刻むだけ。3打目で80㎝につけたが、このパーパットを外してしまう。
「リズムとかを意識して丁寧にやり過ぎて、ミスパットをしてしまった」と上田。前半はそのままパープレーで終えると、折り返した後半は10番、12番、13番でバーディを奪う。11番はボギーとしたが、通算1オーバーまでスコアを盛り返してきた。
しかし、14番パー5でイーブンパーに戻す2mのバーディチャンスを逃すと、続く15番では5mから3パット。この日は「71」と一つスコアを伸ばし、通算2オーバーの10位タイと順位も浮上したが、上田の表情は晴々しいものではなかった。
「思ったところに打っているのにラインに載っていなかったり、ミスパットって感じじゃない」と言うものの、やはり思い通りにパットを決められないことへのストレスは大きいようだ。
それでも、「4日間競技の良いところはもう1日あるということ。自分のゴルフをして、大会を盛り上げられる順位に行きたい」と、慣れ親しんだ神戸での最終日に思いを込めた。