桃子、ショットの乱れに「心が折れそうになった」
2010/06/10 17:54
「サントリーレディスオープン」初日、右ひざ痛を抱えてのプレーが続く上田桃子は、この日4バーディ、5ボギーの「73」でホールアウト。1オーバーの14位タイとし、「1日目としてはギリギリのところ」と、苦しい内容ながらもスコアには及第点をつけていた。
この日は午前スタートだった上田は、右ひざを冷やさないようにと長ズボンで登場。朝から気温が高かったこともあり、「ひざに問題はなく、良い感じでした」とプレーに支障は無かったものの、「何度も心が折れそうになるほどショットが酷かった」と、ショットの精度を欠いたことでスコアメイクに苦しんだ。
前半は好調な滑り出しを見せた。11番で6メートルを沈めてバーディを奪うと、13番パー4では残り25ヤードほどの3打目を直接沈め、チップインバーディ。だが、その後はボギーを重ねる展開が続き、最終的にはオーバーパーに沈んでしまった。
硬く締まったグリーンを攻略するには、まずはフェアウェイキープが必須。砲台グリーンも多くボールがこぼれやすいコンディションに、「今週はアプローチ勝負になると思う」と、凌ぎ合いの予測を立てる。首位とは5打差。残り3日間で、その差を少しずつ詰めて行きたいところだ。