2010年 サイベース・マッチプレー選手権

逆転負けの桃子「マッチプレーは複雑ですね」

2010/05/22 11:38
2ダウンから盛り返した上田桃子だが終盤に力尽きてしまった(Ross Kinnaird/Getty Images)

米国女子ツアー「サイベース・マッチプレー選手権」でプロ転向後初のマッチプレーに出場している上田桃子。2日目の2回戦は韓国のキム・ソンヒーと対戦。息詰まる攻防はスタートから7ホール連続で引き分け、8番で上田が4mのバーディパットを沈めリードを奪った。

しかし、続く9番から立て続けにキムがポイントを奪い、11番終了時点で上田の2ダウンとなった。その後13番、14番を上田が奪い返しオールスクエアに戻したが、直後の15番でキムが再度リードを広げると、17番まで3ホール連取し3アンド1で上田の敗退が決まった。

「1度オールスクエアになってここから始まりだと思ったけど、15番でティショットをしっかりFWをキープできなかったのが残念です。バーディパットをしっかり打ったほうがいいのか、でも1.5mぐらいのパーパットを残したらいけないしとか。マッチプレーは複雑ですね」マッチプレーでの戦略を立てることに頭をひねる上田。

今大会は残念ながら2日間で姿を消すことになるが、次週は日本に戻り「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」に出場する予定だ。コーチと決別した上田が、日本でどのようなゴルフを見せるのか、注目が集まる。

2010年 サイベース・マッチプレー選手権