2010年 ベルマイクロLPGAクラシック

出遅れの桃子、「まずは体調の管理を」

2010/05/14 11:18
右ひざの痛みも、少なからず影響しているのか・・・ ※画像はサイバーエージェントレディス

「ベルマイクロLPGAクラシック」初日、上田桃子は右ひざに黒のサポーターをつけて姿を現した。先週までの日本ツアーでも右ひざにテーピング等をほどこし、ケアを続けていた上田。その状態が不安視される中、1番ティからスタートを切った。

練習グリーンに比べ、コースのグリーンが思った以上に速かった、と振り返る前半。「グリーンでフィーリングを合わせられなくてタッチが出なかった。ショートパットで体が浮き上がっていた」と、出だしの1番を3パットのボギーとする。3番でバーディを奪うも、5番、7番と立て続けに3パットによるボギー。前半を2ストローク落として折り返す。

「考えすぎないようにした」という後半はタッチも合い始め、1バーディ、1ボギーにまとめたものの、巻き返すには至らず「74」でホールアウト。2オーバーの89位タイと、出遅れる滑り出しとなった。

長引いている右ひざの痛みに関しては、「痛くなって長いんですけど、トレーナーさんもいるので悪くはなってないし、良いトレーニングは出来ている。なるべく負担のかからないようにしていますが、もう少し時間はかかりそうです」と、表情を曇らす。加えて時差ボケも残っているようで、「まずは体調をしっかり管理したい」と、プレーだけに集中しきれない状況が続いているようだ。

2010年 ベルマイクロLPGAクラシック