2010年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ

桃子、上がりの2ボギーでチャージ台無し

2010/05/08 17:15
第1組から2サムでスタートしたこの日。前半は快調に飛ばしていた上田だったが…

「上がりが本当に酷かったです…」とうなだれた上田桃子。「ワールドレディスサロンパスカップ」3日目、13番までは5バーディノーボギーと会心のラウンドを続けていた上田だったが、上がり5ホールで2ボギーフィニッシュ。この日「69」で通算4オーバーの19位タイへと順位を上げたが、ホールアウト後は悔しさに顔をしかめた。

「後半の方が難しかったけど、14番で入ったと思ったのが入らず、15番では1m無いパーパットが入らなかった。17番、18番と獲れるホールなので、自分も(バーディ)7つを目標にと思っていたので、最悪です」。

3日間のオーバーパーを帳消しにする7アンダーペースだった上田だが、終盤乱れてしまったパッティング。最終ホールでもバンカーからピン上1mに寄せたが、大事なパーパットは拗ねたようにカップを蹴った。

「パッティングで形に拘りすぎていて、右手主導から左手主導に変えてその事ばかり考え過ぎていた。だから、もっと自分のイメージを大事にしようと思って、前と今をミックスさせようとしていたのだけど、すっきりしていないです。探り探り自分のものにしていければ良いのですが…」。

兆しは見えるが、なかなかそれが定着しない。上田の試行錯誤はもうしばらく続きそうだ。

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