2010年 スタジオアリス女子オープン

3連続ボギー発進の桃子「明日は地上戦を克服したい」

2010/04/09 18:54
アイアンショットの乱れからパッティングにも不安が広がってしまった初日の上田桃子

国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」の初日を迎えた上田桃子は、大会前日には「スタートで躓かないようにしたい」と話していた。ところが、スタートから3連続ボギーという最悪のスタートになってしまった。

1番は2打目でグリーンをオーバーし、アプローチでオーバーした2mのパーパットを外してボギー。2番パー5では残り50ヤードの3打目でもグリーンを捉えられず、4オン2パット。さらに3番パー3もティショットがグリーンをオーバーし、寄らず入らずとアイアンショットが安定していなかった。

「ドライバーショットでミスはないのにこのスコアは悲しい・・・」と俯く上田。その後もバーディを奪えず4つのボギーを叩き、7オーバーの66位タイと大きく出遅れてしまった。「やっぱり難しかったです。条件は分かっていたけど、ここまでゴルフができないかと」。朝の練習でパッティングの調子が良くないと判断した上田は、通常とはグリップの握り方を変えてみた。「それでも、全然ダメなので4番から戻したんですけど・・・」と落ち込む。

それでも「とりあえず予選落ちは避けたいです。全英とか、こういうコースで地上戦を克服しないと。明日こそアンダーパーで回れればいいと思います」。上田は硬くて速いグリーン対策として、ショットでボールをピンポイントに狙うゴルフではなく、転がして寄せていくことを地上戦と表現する。2日目にスコアを伸ばすことが出来れば、まだまだ上位進出をあきらめる位置ではない。

2010年 スタジオアリス女子オープン