上田「今週が自分にとってキーとなる試合」
2010/04/08 18:33
国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」に出場する上田桃子は、前週出場した海外女子メジャーの初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」から帰国。水曜日の指定練習日には、練習ラウンドをせずに協会のミーティングのみに出席。そして木曜日のプロアマ戦では、樋口久子会長らと18ホールのラウンドを行った。
ゴルフの調子について「基本的には良いですね」と淡々と話すが、調子が良い状態でも優勝争いに絡めていないことについては「自分では悪くないのに優勝争いが出来ないのは、勝負どころのパットが決まらないことと、出足で躓いてしまうことが原因だと思っています」と冷静に話す。
とくに、スコアを伸ばしたい最終日にボギーが先行してしまうことで、気持ちが萎えてしまうことが、今ひとつ自分自身のゴルフを盛り立てられない原因だという。しかし、今週の大会に向けて上田は「この今週からは(良く)知っているコースなのでチャンスだと思う。今週は自分にとってキーとなる試合です」と気持ちを入れ替える。
上田は今大会で、プロ1年目の2006年に14位タイ、07年には単独5位となった。その後米ツアーを主戦場としていたため、今年は3年ぶりの出場となる。コース攻略の鍵としては「フェアウェイの芝が薄くサラサラした感じで、砲台グリーンが多いけどアイアンショットでボール上げにくい。運や調子の良さだけでは上にはいけない」と分析。優勝スコアを5アンダーと想定する上田は、3日間毎日アンダーパーを目標に、頂点を目指す。