2010年 キア・クラシック presented by J GOLF

桃子、ショットの正確性に欠け「苦しいラウンド」

2010/03/26 13:30
寝違えが災いしたのか、ショットの正確性に欠けた上田桃子 (Ross Kinnaird /Getty Images) ※画像はHSBC女子チャンピオンズ

「キア・クラシック」初日、上田桃子は12時30分に10番ティからスタート。「2日前に寝違えちゃって、ショットの練習を休んでいたら力感がコントロールできなかった」と、この日はショットの正確性に欠け、「フェアウェイに行ったのは4、5ホールぐらい」とスコアメイクに苦しむ展開となる。

11番では7メートルを捻じ込み幸先良くバーディを奪うが、直後の12番パー3ではグリーンを外してボギー。14番、15番も続けてパーオンに失敗して連続ボギーとするなど、「久々にショットが良くなくて苦しいラウンドだった」と上田。最終的に2バーディ、4ボギーの2オーバー、59位タイと出遅れる初日となった。

ショットのフィーリング自体は悪くないと言うものの、「2番でいいショットが風に持っていかれて、“あれ?”と思って。そこからタイミングが合わなくなった」という、横風にも惑わされた上田。「今日は(バーディ)チャンスにもつかなかった」と、調整もできぬままに18ホールを終えた感じだ。

だが、「今年のテーマは『ゼロ』なんですけど、バーディを取ったあとのショットも舞い上がることなく打てたし、ボギーのあとも気持ちがゼロだったので、それを1日やれたことは良かった」と、シーズンを通して掲げるメンタル面での目標はクリアできたと振り返る。「明日は午前中のスタートなので、どこまでスコアを伸ばせるかがポイント」と2日目での巻き返しを誓い、足早に練習場へと向かった。

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