桃子、好調も22位で終了! 次戦はアメリカへ
2010/03/14 17:57
国内女子ツアー第2戦「PRGRレディスカップ」最終日、通算1アンダーからスタートした上田桃子は、3バーディ1ボギーの「70」で回って通算3アンダーとし、22位タイで3日間の戦いを終えた。
最終18番は第2打を50cmにつけてのバーディフィニッシュ。それでも、この3日間はもどかしさばかりが残った。
「なんでやねん!みたいな感じになりました」と上田。ショットの調子は良く、フィーリングも悪くない。それでも、スコアが伸びていかない。「後半は頭に来ました」と微妙なところでカップに嫌われ続けるパットに、半ば諦め顔だった。
今年はショットの際に気持ちをゼロ(波が無い状態)にして臨みたいと、メモには毎ショットの点数を記入している。「ドライバーはほとんどゼロをつけられたけど、パットがゼロかと言われるとそうではない」。あえて刻むホールでドライバーを握ったりと、気分転換も試みたが、すぐに結果には繋がらなかった。
とはいえ、「悔しいけど、逆に言うと4週間好調をキープ出来たのは久々だし、ナビスコに向けて良かったと思う」と、プラス要素も少なくない。「チャンスが来た時にものに出来るように、今の調子を維持していくことが大事」と、この我慢を乗り越えてその先にあるものを掴みたい。「3月はあまりついていなかったのかなって、そんなのしかないです」と苦笑いで締め括った。
次週、渡米して米ツアーを2試合戦い、その後は「スタジオアリス女子オープン」、「西陣レディス」、「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」まで出場を決めている。