2010年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ

桃子、グリーンにも慣れてじわり浮上

2010/03/13 18:11
上田の爆発力を持ってすれば、最終日のジャンプアップも不可能ではない!

「PRGRレディスカップ」2日目、通算1オーバーからスタートした上田桃子は、前半に1バーディを奪って折り返すと、10番、12番でもバーディ奪取。17番パー3は3パットのボギーとしたが、この日「70」とスコアを伸ばして、通算1アンダーの29位タイへと順位を上げた。

「後半になってやっと、ここのグリーンの特徴が掴めてきたし、ショットも基本的には悪くない」と上田。「タイ、シンガポール、沖縄は、綺麗なようで芝が立っていたので、しっかり打つことを意識していた。ここは速いが故にしっかり打てないので、入っていくスピードをイメージしたら良くなりました」と、ようやくアジャストに成功したという。

課題に挙げたのはウェッジショット。距離の短い土佐CCでは、ティショット後にウェッジを使うことが多いが、「ぴったり来たのが1日1回しかなかった。1ピン以内に7~8回、半分くらいは来て欲しいです」と、グリーンまでの高低差を克服し、さらなるバーディチャンスを量産したいという。

「ビッグスコアが出てもおかしくないコースなので、その一人に自分がなれれば良いと思う。そこに持って行けるように頑張るだけです」と、渡米前のラストラウンドをバーディラッシュで締め括る意気込みだ。

2010年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ