2010年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント

桃子、序盤に目標修正「試せてよかった」

2010/03/07 17:14
この日はショットの距離感や感触を確かめるラウンドとなった上田桃子

国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の最終日を、通算イーブンパーの21位タイで迎えた上田桃子。首位と5打差という状況だったため、序盤からスコアを伸ばしたかった。しかし、1番、2番と狙い通りにパッティングをしたが、これが決まらなかったために、この日の目標をスコア重視から、テストラウンドに切り替えた。

前半は雨と風の影響もあり、アイアンの距離感で悩まされた。しかし、今年から使用するアイアンの飛距離をテストすることが出来たのは収穫だという。「自分の調子が悪いわけではないのに上手く行かないこともあるということを学びました。試合中にいろいろ試すことができてよかった」と、戦いを終えた清清しい表情で応えた。

上田の言ういろいろの中には、キャディの清水氏とのコミュニケーションも含まれている。「以前の私はフェード系の球筋が多かったのですが、今はほとんどストレートなので。それで飛距離も以前とは違うし、クラブ選択も微妙にずれていたのが分かった」と言う上田。8番パー3では、ティショットをダイレクトでグリーンをオーバーしてOBを叩くが、打ち直しの3打目にはピン左1.5mにつけてボギーに抑えた。

そして後半に入ると、16番、17番で連続バーディを奪い、最終18番もバーディチャンスを迎えたが、ここは決まらず通算1オーバーの25位タイでホールアウトした。上田は次週の「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」に出場し、翌週に米ツアーに向けて渡米する予定となっている。

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