2010年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント

桃子、8位タイでも出入り激しく「なんでだろ!?」

2010/03/05 18:05
3番パー3のティショットでピン方向に乗せられず思わず苦い顔をする上田桃子

国内女子ツアーの2010年開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の初日に、2アンダーの8位タイと、まずまずのスタートを切った上田桃子。前日の宣言どおり攻めのゴルフを見せたが、6バーディ、4ボギーと出入りの激しい内容には納得がいかないようだ。

スタートの1番で左ラフ、2番ではフェアウェイ左サイドのバンカーをも越えるほど大きく左に外しギャラリーの中に打ち込んでしまうが、ナイスリカバリーでパーセーブを繰り返した。「最初の3ホールでスコアを伸ばしたかった」と振り返るが、3番パー3も1オンするのがやっとで、スコアは伸ばせなかった。

5番からは3連続バーディを奪い首位争いに名乗りを上げるが、このまま勢いに乗れないのが今の上田。米ツアーでの開幕戦からの2試合でバーディを奪えば、ボギーも叩くという、悪い流れが現れてしまった。9番でボギーを叩いて前半を終えると、後半は3バーディ、3ボギー。バーディパットを決めても派手なガッツポーズは見られなかった。

「8番のパーパットで1.5mのラインを読むのに悩んでしまって、それから短いパットが不安になりました。ショットもパットも全体的には悪くないので、どうして出入りの激しいゴルフになるんだろうという感じです」と、最近のゴルフを振り返る。

「頭では分かっているのに、こういう内容になってしまうので、どうしたらいいか分からないですね。これだけバーディが獲れているので、1日で8アンダーとか9アンダーが出てもおかしくないんですけどね・・・。これからキャディと相談して明日からの対応を考えます」。とはいえ、首位と3打差と好位置につけているだけに、2日目以降のプレーにも期待がかかる。ラウンド後はパッティンググリーンでキャディの清水氏と話ながら練習を続けていた。

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