桃子、悔しい!3パットで戦線離脱
2010/02/22 05:14
2010年LPGA開幕戦の「ホンダPTT LPGAタイランド」最終日、宮里藍と同じ通算12アンダーからスタートした上田桃子にとっては、怒涛の勢いでスコアを伸ばして優勝に到達した宮里との差を痛感させられる、悔しいが、それでいて糧になる1日だった。
序盤こそ、1番で3打目を1.5mにつけてバーディ発進。7番、8番でも連続バーディを奪って快調にスコアを伸ばした。しかし、躓いたのが9番のグリーン上。下り10mのファーストパットを、「下りだし、速いと思ったら全然タッチが違って3mもショートしてしまった」と、3パットのボギーとしてしまう。
3日間で5バーディを奪った10番、11番では「気持ち的に引きずってしまって、バーディを取れなかった」と、自ら流れを絶ってしまう。結局後半は2つスコアを落として、この日イーブンパー。通算12アンダーの6位タイで4日間の戦いを終えた。
ホールアウト時は悔しさを滲ませていた上田。それでも、「開幕戦で最終日まで良い所に居られたのは自信になります。こういう戦い方を続けていれば、そのうちチャンスが来ると思う」と、懸命に未来を見つめた。