桃子、初日は女王争いを間近に見ながら…

「ミズノクラシック」出場後、一週間のオープンウィークを挟んでツアーに戻ってきた上田桃子。とはいえ、先週は「ミズノクラシック」最終日から痛みだしたという首痛の為、ほとんど練習が出来ず、一度は地元・熊本に戻って掛かりつけの先生に診てもらった程だという。

「一昨年は肩甲骨回りだったけど、今回は背骨寄りです。この時期、寒くなるとどうしても出てきてしまう」と上田。それでも、水曜日に9ホール、この日はプロアマの18ホールを完走し、「恐る恐るやりながらですが…」と、なんとか本戦への手ごたえも掴んでいた。

ショット練習は出来なかったが、「パターは毎日やっていた」という上田は、オデッセイの新パターに好感触。「今週はそれを使おうと思います」と、新パートナーを投入予定だ。

07年のこの大会で優勝して賞金女王を決めた上田だが、今年は賞金女王を争う諸見里しのぶ、横峯さくらと同組で初日を迎える。「楽しみながら、余裕をもったラウンドをしたいです」と、勢いに乗る二人を間近で見ながら、自身はマイペースでラウンドする。