「内容は悪くない…」桃子、32位へ浮上

「カパルアLPGAクラシック」の初日は、上がり2ホールで3つスコアを落として通算1オーバーの41位タイ。自分への怒りを隠さなかった上田桃子は、巻き返しを期して大会2日目に臨んだ。

10番スタートのこの日、前半は強い風にも惑わされ、なかなかチャンスが訪れない。8ホール連続パーで迎えた18番パー5。昨日はダブルボギーを叩いたこのホールで、今度はピン右6mから3パットでボギーとしてしまう。折り返した後半は、4番でボギーとしたが、7番で2mを沈めてバーディ。結局この日は、1バーディ2ボギーの「73」。ひとつスコアを落として通算2オーバーとしたが、順位は32位タイに浮上した。

「（18番の）3パットは残念だけど、次のホールですぐに切り替えられたのは良かった」と振り返った上田。「内容は悪くないけど、キャディと風の読みが合わなかったり、ジャッジミスがあった」と、この日はマネジメントの失敗でスコアを伸ばし切れなかった。

日々強く吹く風への対応は、昨年の全英女子オープンで江連コーチに指導され、「対処が出来るようになっている」と自信を深めている。「勝つ為にここに帰ってきたので、トップとの差は5打差位にしておきたい」という上田。現在、トップは4アンダー。最終日に優勝争いをする為にも、明日こそはアンダーパーをマークしたい。