2008年 マンシングウェアレディース東海クラシック

最終ホールのロングパットで笑顔取り戻す

2008/09/19 18:30
ショットの直後に右手を離すシーンが多かった初日の上田桃子

国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」の初日。原江里菜飯島茜と8時54分に1番ホールからスタートした上田桃子。序盤はティショットでフェアウェイを捉えるが、アイアンショットがバラつき、チャンスを迎えることができなかった。

5番パー5で、グリーン手前のバンカーからの3打目でピン手前2メートルに寄せバーディを先行するが、7番でボギー。中盤は9番で4メートルのバーディパットを沈めるが、10番でボギー。続く11番で再びバーディと出入りの激しいゴルフとなった。

その後は雨風の強くなる中、パープレーを続けると、最終18番では15メートルのバーディパットを沈め、ギャラリーの歓声に右手を挙げて応えた。

ラウンド後「ショットもパットもすごく調子が良かったです」。と話す上田だが、ラウンド中は打った直後に右手を離し、顔をしかめる場面が何度も見られた。特にアイアンショットは左右だけでなく縦の距離も合わず、調子の良い時の上田のショットとは言い切れないようだった。

ショットはともかく、最終ホールのロングパットが決まったことが大きかったようで「トップとはあまり差がないので、明日行こうはもっとスコアを伸ばしたいですね」といい、雨の中、練習グリーンに向かった。

2008年 マンシングウェアレディース東海クラシック