2008年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント

負傷の桃子、無念の大会欠場

2008/08/28 18:30
代わってプロアマ戦に出場することになったぺ・ジェヒに慰められる上田桃子

昨日、左手中指のつめを剥がす負傷を追った上田桃子が、この日のプロアマ戦前に大会側に今大会(ヨネックスレディス)の欠場を申請。なんとか処置をして大会に出ようと、昨夜は22時過ぎまで治療を続けていたというが、無念の欠場となってしまった。

関係者の話によると、左手中指の爪は、根元から3分の1程が残っており、さらに3分の1程に薄皮がある状態、残りは完全に取れてしまっているという。「普通にしていれば大丈夫だけど、クラブを上げて力を入れる時や、風が当たったりしたら痛くて、ちゃんと握れない」と上田。「怪我してすぐなので、今週は難しいと判断しました」と苦悶の表情を浮かべた。

昨年の日韓戦時にも右手中指の爪を傷めた上田だが、その時は2、3日でクラブを振れるようになったという。だが今回は、完全に爪がはがれてしまっており、さらに左手ということで、復帰までは多少の時間が掛かりそうだ。「オープンウィークの過し方をしっかり考えて、(2週間後の)女子プロで戦えるように調整したい」と話した上田だが、完全復活がいつになるかは、いまだ不透明だ。

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