2008年 コーニングクラシック

桃子、米大陸最終戦「締めくくりにふさわしい大会にしたい!」

2008/07/11 09:30
米ツアー1年目の挑戦ももうすぐ終わり。今年を気持ちよく締めくくりたい上田桃子(撮影:全米女子オープン)

開幕戦の「SBSオープン」から、この試合で米国女子ツアー15試合目を迎えた上田桃子。「すごく早くてあっという間でした。一戦一戦、精一杯頑張っているつもりだけど、やっぱり早かったです」という上田は、シーズン後半は日本の試合に出場予定の為、今週で米大陸でのツアー参戦は今季最後となりそうだ。

「締めくくりにふさわしい大会にしたい」と意気込む上田。大会初日は10番から12時15分にスタートした。立ち上がりの11番で2mを沈めて幸先良くスタートを切ると、17番、18番と2つのパー5できっちりとバーディ奪取。前半を3アンダーで折り返した。

直後の1番で上7mから3パット、続く2番パー3ではティショットをひっかけて左のバンカーに入れ、寄らず入らずのボギー。「もったいなかった」というミスだったが、3番で3mを沈めて流れを引き戻すと、7番パー5はレイアップして2m、8番パー3でも4mときっちりとバーディパットを沈めて連続バーディ。9番はグリーンを外してピンチとなったが、気合でパーセーブして締めくくった。

「上がり3ホールは良かったです」という上田。この日はティショットが安定し、「グリーンに載れば、パターが入る気がした」とパッティングも好調さをキープ。この日は通算3アンダーの暫定9位タイで終え、明日以降の戦いに期待を持たせた。

試合は雨の為、一時中断し、数名がホールアウト出来ずに日没サスペンデッドとなったが、上田は無事ホールアウトしている。なお、暫定トップはこの日 11アンダーと驚異的なスコアを叩き出したポーラ・クリーマー。「ポーラが凄いスコアを出しているけど、追いつけるように頑張りたい」と、上田も持ち前の負けん気の強さをみせた。

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