2008年 We Love KOBEサントリーレディスオープンゴルフトーナメント

ノーボギーで首位と1打差へ浮上した上田「明日を終えて単独首位に立つ!」

2008/06/13 18:30
課題も見えたという上田。「上りのスライスラインとか、強く打てるときは強く打って決めること」と、自身に言い聞かせた。

初日を終え、「いかにボギーを打たないか」を課題に挙げた上田桃子。大会2日目に、早速その言葉通りのプレーを見せた。

1番パー5で2.5m、2番で3.5mと連続でバーディパットを沈めた上田。初日の連続ボギーとは正反対の立ち上がりで、追撃体制に勢いをつける。5番ではピン左3mにつけてバーディ奪取。通算5アンダーへとスコアを伸ばした。

「ピンチらしいピンチは無かったです」という上田。9番ではティショットを左ラフにいれ、前方の木がスタイミーとなったが、「左のラフでいいと思った」という第2打を木の左から狙い通りにラフに運んでパーセーブ。落ち着いたマネジメントを見せた。

後半はバーディチャンスもあったものの、スコアカード通りのプレーで、この日は3バーディノーボギーの「69」。通算5アンダーで、首位と1打差の2位タイに浮上した。

「昨日はバーディを沢山とったけど、今日と1打しか違わない。こういうゴルフは疲れない。4日間大会では、1日1日こういうプレーをしていくことが大事。後半伸ばそうと思えば伸ばせたけど、こういう疲れないゴルフが残り2日間に繋がると思う」と、省エネプレーで、目指すはもちろん優勝だ。

「明日はキーになる日です。明日を終えて単独首位に立っていたい。1日4アンダーずつが目標だったので、2日掛かっても取り戻そうと思います!」と、決勝ラウンドへ向け気合も漲ってきた。「毎日、1時間位おきに起きてしまう」と、時差ぼけは取れていないが、持ち前の気力で4日間を乗り切るつもりだ。

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