2008年 サイベースクラシック

上田桃子「ラインが見えない!」ラウンド後に2時間のパット練習!

2008/05/16 09:30

米国女子ツアー第12戦「サイベースクラシック」に出場している上田桃子。初日のラウンドは8時54分に1番ホールからスタートした。この日はショットが安定し、幾度とバーディチャンスを迎えた。しかし、思うようにパッティングが決まらず1オーバーの64位タイでホールアウトした。

5 番パー5は2オンに成功すると、ピン左12メートルのイーグルパットは決まらなかったが、バーディを奪う。7番のパー5もティショットはフェアウェイをキープ。ピン上5メートルに3オンしたが、バーディパットは2.5メートルオーバー。返しのパーパットも外してしまいボギーとなる。

10番も3パットでボギーを叩いた上田、その後最終18番までパープレーを続けたが、1メートルのバーディパットも外すなど、この日はパッティングに苦しんでしまった。ラウンド後の上田は「パターが入らず、なかなかスコアが出せませんでした。明日は良いパットを決めます」と言い、昼食後すぐに練習場に向かった。

これまで「米ツアーは流れが大事」と話していた上田だが、この日のラウンドを振り返りながら「流れに任せていないで、一球一球に集中することを考えます」と、テーマを変更。これまで2週連続で予選落ちが続いているが、そのことには一言も触れず練習に打ち込んだ。午後スタートの選手がホールアウトしても上田はパッティンググリーンで黙々とボールを打ち、2時から始めた練習は夕方の6時を過ぎても終わることはなかった。

2008年 サイベースクラシック