2009年 マスターズGCレディース

桃子、足取り重くダブルボギーフィニッシュ

2009/10/23 18:16
ショットもパットも思うように行かず憮然とした表情が目立った上田桃子

国内女子ツアーの「マスターズGCレディース」初日に、古閑美保李知姫(韓国)と1番ホールから10時6分にスタートした上田桃子。1つ前の組で現在賞金ランク首位の諸見里しのぶ有村智恵や、その1つ前には海外からの招待選手のポーラ・クリーマー横峯さくらがラウンドしているにも関わらず、上田の組にもっとも多くのギャラリーが付いていた。

もっとも多くのギャラリーに囲まれてスタートした上田は、1番パー5でフェアウェイから3打目をグリーンには乗せたが、ピンまで12mの距離を残してしまう。ここはパーで終了し、2番は2段グリーンの下の段から長いバーディパットを奪い、3番もピン手前4mにつけ連続バーディのチャンスを迎えたが、決めることが出来なかった。

その後は、アイアンの距離が微妙にずれだすと、長い距離のパッティングが残ってしまい苦しい展開となった。16番、17番パー3と連続ボギーで迎えた最終18番は、ティグラウンドに上がるときにはすでに他の選手よりも遅れる状態。気持ちの整理も付かないままダブルボギーを叩いてしまう。上がり3ホールで4ストローク崩した上田は、通算3オーバーの57位タイと出遅れてしまった。

「今日はショットもパットも悪かったです。前半は悪いなりに粘っていましたが、本当にショットがダメでした。明日は、もうやるしかないですね」。ここ2試合、思うように結果を出せていないため、ラウンド後の言葉は少なめだが、この日はさらに多くを語らず会場を後にした。

2009年 マスターズGCレディース